音楽への罪悪感
音楽をする事の罪悪感。
って、感じた事がありますか?
私はここまで意識したのはつい最近ですが、気づけばずっと持っていた気持ちだったと思います。
その気持ちを昨日相方のピアノマンに練習の後に話をすると、意外なことに"自分もそうだった"と言う返事が返ってきました。
「でもそれに対する明確な答えが自分の中で出てるからもう迷いはないけどね」と。
もしかして特殊な音楽しか愛せないミュージシャンにとってこれは通る道なのかなと、まさかの自分以外の存在に感じたのです。
『特殊な音楽を愛してる。
が、
音楽を好きな人として一括りにされる。
そして、自分も音楽が好きという画一的な概念に自分を当てはめようとする。
なのに、
音楽の話をされてもついていけなかったり、
知りたいとも思わなかったり
興味が湧かなかったり、
一般的な事ができなかったり。
あるいは普通に巷に溢れてる音楽を聴いても疲れたり、
愛せなかったり。
自分は音楽好きみたいな事を言ってみたけど、本当は好きじゃないんじゃないかって思い知らされる。
これが罪悪感の正体。』
ピアノマンはブギウギピアノだけを極めると決意した時から迷いは消え、罪悪感をなくす事ができました。
私は、自分が"音"を愛していて結果として音を乗せるための音楽を聴いているという事を自覚して罪悪感をなくす事ができました。
音楽を愛していないんじゃないかって自分を疑う事から解放されて、愛してるんだと言えるようになりました。
心が穏やかになれました。